普通になりたくて。




「ふう…」

一応、学校のみんなは無事だった。


「私は…これからどうなるんだろ。」

『美優…』

「蒼龍。ありがとね。」


…っ!

体が…熱い…













「美優…」

「う…ん」

「美優⁉︎」

「お母様?」

「蒼龍が運んでくれたのよ。」

そうなんだ…
あれ。なんで私、何ともないの…?

人に見られたのに。


それより…なんだかすごく力が湧いてくる…

「お母様、人に能力見られたのに何ともないの。」

「そう。…あのね…おじい様の能力がなくなったみたいよ。」



「え…?」

どういうこと?

「何か、元気になった感じはない?」


「そういえば、力が湧いてくる感じがするの…」

「きっとおじい様の魔力をもらったからだわ。」

「え?…今、おじい様は?」


「寝てるんじゃないかしら?大丈夫。元気よ。」

「そっか…良かった。」

「蒼龍にいろいろと聞いたわ。
人を助けるために能力を見せたからきっと美優にとっていい結果になったのよ。」


「そうなんだ…」

「おじい様、喜んでたわよ。」

「え?喜んでた?」

「自分の魔力を受け継いで、桜花家をついでくれたらと思うと嬉しい。って。」


「そっか。お母様、私修行とか…頑張るよ!桜花家継ぐよ!」


「そう?おじい様、喜ぶわ。」