「そんな事より、いいのハク?」

「何がですか?」

「今日は、ムンドクが朝から稽古してくれるんじゃなかったの」

「あ・・・やばい・・・完璧忘れてた」

「馬鹿だ」

「うるさい、ちんちく姫」

「なんですってぇ!!」

クイクイ・・・?

後ろに居るスニョンに袖を引っ張られると

耳元で

「姫様、ハク兄の後ろ・・・」

ハクの後ろ?

なにがあるの・・・あ・・・・

「おい、糞餓鬼こんな所で何をしておる 
ワシの稽古にも来ないで!!」

「おおぅ・・・じっちゃん」

「じっちゃん言うなぁ!!ムンドク様じゃろがこの戯け!!それに姫様に対してなんて口の聞き方だ!!教育がなっとらん!!一からやり直しじゃ!!」

「いいいいいだだだだだだぁぁぁぁ!」

出た

ムンドクのこめかみぐりぐり

あれは痛そう・・・