顔が真っ赤になって戸惑う。
何の罰ゲームだ?









何の返事もしないまま
走り去ってしまった私。












下駄箱に行くと、腕を組んで
立ってる人物を見て
思わず 「 あっ 」 と声を
出す。










その人物は物凄い険悪な表情で
こちらを見てる。










…親友の 山田 恵美。
恵美は優しいんだけど
気が強くて、でも
いつも明るくてショートな
髪型が凄く似合ってて可愛い。









いつも恵美を教室まで
迎えに行くのが
大分遅くなり、
しまいには忘れてしまっていた。