それから、理稀は
あたしを家まで送ってくれた。




「ありがとう。
じゃあ、明日ね。」


「おう。
明日、迎えにくるから。」


「え?」


「ここに8時に来るから。」


「いいの?」


「彼氏なんだから、当たり前。」


「ありがとう!」



嬉しくて嬉しくて、飛び付きそうだった。





「抱きついてきてもいいんだぞ?
身長差18センチだし?」