「お前は、陽菜ちゃんの家に置いてもらうことにしたから、大丈夫だぞっ」

は?

陽菜?

…の家?

「OKちゃんともらったのかよ…」

とってるに決まってるのに、聞いてみた。

「当たり前だろ?」

だよ…な?

「……それなら…」

まぁ……いい…かな……?

「しっかり用意しとけよ!!3日後までに」

そう言って父ちゃんは、手をヒラヒラと振りながら、ウインクして、俺の部屋から出て行った。

うわ――――キモッ!!

男がウインクとかマジでありえねぇ――。

ぐわっ

なんだか吐きそうだ…。