☠キス魔バトル☠

「……っし…た……行こうか」

陽菜ちゃんが、下を向きながら呟いた。



「あぁ…そうだな」

寂しそうに言う男に対して陽菜ちゃんは

「うんっ!!」

そう笑顔で答えていた。



そんなことで俺と話すより、そいつと話してた方が楽しいのかな?なんて思ってしまう。


「降りよ!!あっKIRA…くん…」

くん…。

「綺羅でいいよ…」

くんずけだと、友達って感じで嫌なんだよ。

「KIRAくんリビングの場所わかる?」

まだ…。

くんずけ……。

「わかる」

一番最初の時入ったから。

「それじゃぁ…2人で先に行ってて!!私トイレ……によって来るから」

「うん」


陽菜ちゃんは、そう言ってトイレに、走って行った。