はぁ…… 「引き分け……か」 眉毛を下げながら俺はKIRAに話かけた。 今日はお前に先に、陽菜の唇とられちまったけど… 「明日は俺が先にしてやる…」 そんな俺の真剣な話をきいているのか、KIRAは無言だ。 「陽菜…聞いたら驚くだろうな……」 でも… やっと口を開いてくれた。 「そうだな…俺達が陽菜ちゃんをかけてキス魔バトルしてるって聞いたら…」