目をぱっちり開くと私の上にKIRAがいた。

「えっ!?」

びっくりする私に対してニヤッと微笑むKIRA。


「陽菜ちゃん……今日から2週間…よろしくネ」

「え……」


おかしい…。

KIRAは、1ヵ月私の家に居候するってお父さんから昨日聞いたのに、今KIRAは“2週間”って言った。


「なんで?」

なんで2週間なの?

私がそう聞いたら綺羅、まるで悪魔みたいな微笑みで「いろんな意味で・ね」そう顔を私に近づけながら言ってきた。

ちっ近い――――っ!!