☠キス魔バトル☠

「綺羅!!これ見て!!」



その日は、最後と知らずに楽しんでいた最後のデートの日だった。


今思うと美貴はなんで3日前のあの日にあんなことを言ったんだろうと思う…。



「どれ?」

「これ」


そう美貴が、指差すのは、ハートの形をしたプレートに“一生LOVE”と書かれてある、二ティちゃんの中位のキーホルダーだった。


「これ2人で買ってずっと持ってようよ!!」

「ペアキーホルダーってこと?」

「うん」


あの日の美貴の笑顔は嘘だったのかな?


「ん―――いいよ」

「じゃぁさ、このプレートに“一生LOVE”って書いてあることだし……綺羅私に「美貴が一生好き」って言ってよ!!」

「は?」


最後のデートが一番楽しかった。

なんでだろう…。


この時、今まで見てきた美貴の笑顔が俺の頭全体に広がったんだ。



「いっ嫌だよ!!」

「駄目!!言って」


「…………」