「合宿…、ですか?」
全国大会予選突破し、全国大会出場を決めた凜海高校バスケ部は、只今休養期間に入っていた。
休養期間と言っても、今は学校がテスト前であり、全て部活がテスト期間中で活動停止なのだ。
そんななか、私は顧問の先生に呼び出され、プリントを渡され、冒頭に至る。
「そ、テストが終わればすぐ夏休み。それで、あっという間に全国大会が始まる。だから、強化合宿を行う事にした」
「で、なぜ私に」
「マネージャーだからね」
理由になってません。
心の中でツッコミ、相づちを打つ。
そして、テストが終わり、久しぶりの部活。
練習が終わり、ミーティングの最中に時間をもらい、先輩達に合宿のことを伝える。
「集合時間は朝の7時。集合場所は駅前集合です。遅刻厳禁。もし遅れたら、ペナルティを与えます」
「7時って…、早くね?」
「速水、遅刻したらどうなるかわかってるよな?」
「う…」
栗田先輩が速水に釘をさし、ミーティングは終了。
そして、合宿当日。
