マル「でもさすがアニマルゲーム金もってるよなー」

マルくんの言葉に全員が頷く。

オセロバトルは先に出撃するほど倒されるリスクも高い
ましてや自分チームに有利な状況に持っていく場合は相手からの攻撃は免れない。

先に出撃する順番を決める事になったが誰もやりたがらない

当たり前だ
この異常な空間に誰もが怯えている。

それでもどうにか順番と装備を決めた

選抜はマルくんに始まり私は下から4番目

装備は選抜ほど防御にたけたものを後半ほど攻撃的な仕様にした。

私は2回攻撃されたら死ぬくらいの防御率しかない。

本当に死ぬ訳ないんだし大丈夫。

震える手をおさえる

すると話し合い時間が終わりだと知らせる形で開かなかった扉がゆっくりと開いていく

先にはオセロ盤なのだろう台と奥にも人が見えた。