夏也))「しゅっ俊太!」

俊太))「夏也はまだ精神的に強くなんかないだろ?」

夏也))「なっ、前よりはだもん!」

俊太))「弱いくせに。」

俊太はそう言って夏也ちゃんを抱きしめた。

夏也))「えっ、俊太?」

抱きしめてる俊太と目が合ったから口パクで

“か・え・る・ね・が・ん・ば・れ!”と伝えた。

そしたら俊太はうなずいて笑顔を見せてくれた。

あたしは別荘に向かった、なんか和樹がいるような気がして…。