綺麗な顔が、歪んでいく。







な、殴られるっ?







・・・と、思ったそのとき。







「翔ぅ?」







甘ったるい女の子の声が聞こえた。







振り返ると茶髪ロングの髪の毛の、ギャルが立っていた。







「里華」







この人だれだっけ?







そんなことを考えている間に金髪とギャルは行ってしまった。







しっかし最近の若者は、ぶつかっただけで怒るのか~。







私は、目の前に散らばったたくさんのノートを拾い集めた。










この出会いが、これからの人生を変える出会いになるなんて知らずに。