【完】絶対守るから 





雷「鈴……音ちゃん?」




目を開けば鈴音ちゃんが目の前に立っていて




血神の総長を睨み、そう告げた






とても低い声、そして自分を僕と呼ぶ………これが本当の鈴音ちゃんなんだ








でも、どこか




寂しそうな、怯えるような










知っていた彼女の過去が頭に出てきて






抱きしめてあげたかった、僕は大丈夫だよって