欠片になった彼と、彼女の記憶




……って!!なんか普通に会話しちゃったよ!


優弥は昨日のことなんとも思ってないのかな…


なんとも思ってなかったらこうやって公園に一緒に来ないか


そんなことを考えていると



「ゆめのちゃ~ん!ゆーやー!」



すべり台の方から桃ちゃんが手を振っていた。


しばらくして



「桃、もう他の子供と仲良く遊んでる…

楽しそうだし俺たちはそこらへんから見てるか」



「あ、うんそうだね」



2人でベンチへ移動する。



座ってから、まだ聞けていないことを聞こうと口を開く。



「今日はなにも予定なかったの?」



「あー大学の奴らとメシでも行こうかってなってたけど」