病院につくなり、看護士が駆け寄ってきた。 「蒼先生………………」 「…季蛍は?どう?」 「……高島先生が今、病室にいて、ついてます。 道端で座り込んでいたのを、友人…の方がみつけて、救急車呼んだみたいです」 「……………友人?」 「はい」 「そう、ありがと」 「港先生!!あの!!」 看護士がパタパタと走ってくる。 港は、ナースステーションに入っていく。 俺は、病室へ急ぐ。