朝、
俺は今日仕事は休み。
だから、今日ぐらいは、季蛍のことをみてやれる。
季蛍は、何も喉に通さないので、お粥でもって思って、キッチンに立つ。
卵粥を作り、リビングの片付けをしているとき、
寝室のドアがあいて、季蛍が起きてきた。
「……蒼……………………」
「おはよ、大丈夫?」
「…………う、ん…」
季蛍の様子がどこかおかしい。
「……もう、やだ、、
蒼ッ……………」
「季蛍?」
「……ウ、グス、………………………」
「……季蛍?どした?」
「……イヤッ…」
季蛍がブルブルと震える。
「………どうした…」
「……ヤダッ…」


