愛優が眠りについてから、一時間半。





部屋に行くと、愛優が座っていた。





「愛優…大丈夫?」








「…うん」










「……………愛優…。なんで学校…行ったの?」








「………………」







「言いたくない…?」









「……………」









「………季蛍が帰ってきてからにするか、」









そう言うと、愛優は首を振る。