「ちょっと、、、
咳が……………………………
でてるだけ……………………………」
「……………ちょっと?
ふーぅん」
「……だ、いじょぶってば…ゲホ…」
「……咳我慢してるの、さっきからバレバレなんですけど。」
「…………………………
大丈夫!!全然大丈夫!!」
「……………………………そう。
ちょっとこっちおいで」
蒼は箱を置いて、カバンを床に置いた。
「…………なんで!?」
「………なんでも。」
「…何」
「…………ったく、」
蒼は、こっちにきて、私の額と首もとに、手を当てた。
「熱ないよ?さっき計ったし」
「さっきっていつ…」
蒼がまだ首もとに手を当てている。
「…さっきって言うのは……………
えっと、
その……………………………………。
二時間ほど前……………」


