蒼は、高島先生が席をはずした後も、何も言わなかった。 かなり怒っているみたい…だ。 沈黙が、長すぎていやだ。 そんな気持ちを読み取るかのようき、高島先生が来た。 「季蛍、これ水。じゃあ僕は戻りますね。 思っていることを、正直に、全部話して?」 高島先生は耳元でそういうと、出て行った。 蒼の方を向くのが怖すぎる…。 どんな顔…してるんだろ。