二時間ほどやったけど、その間季蛍さんはずっと顔をしかめたり俯いていたりした。 心配になって度々声をかけていたけど やっぱり体調悪そうだった。 「季蛍ちゃーんおかわりどーぞ」 「あ、ありがとうございます」 季蛍さんの顔色も大分赤くなってきた。 「………そういえば、季蛍さん今日何で帰る?」 「…………今朝は歩いてきました。お酒飲むから車運転できないんで」 「……………そっか。…」