手招きされて、パパの元へいくと、額と首に手を触れられて、熱を確かめられた。
「…………………下がったね。よかった」
「愛優!!おはよう、昨日窓開けっ放しだったよ」
ママが朝ご飯を運びながら聞いてくる。
「………あ、ごめんなさい」
「熱また上がっちゃう。でも下がってよかったね」
「うん…」
少し俯き加減で椅子に座る。
「……………愛優、無理しなくていいと思うよ?」
パパはニコリと微笑んで新聞をたたむ。
「………体だってまだ万全じゃないんだし。休んでた方が愛優の為。」
「………大丈夫。体調は」
「…………」
それでも心配そえなパパに微笑みかけて、朝食を流し込み、
行ってきまーす
と声をかけて家を出た。


