目が覚めると、大分体調は良くなっていた。 頭も軽くて…。 起き上がって制服に着替えて、支度をすませてから、リビングへと行った。 そこには、コーヒー片手に新聞を読むパパが。 「あれ?愛優、体調は?」 「ん?大丈夫だよ。全然、元気」 本当は行きたくないけど。 でも、 そんなに心配かけられないし。 親にも、友達にも。 「おいで」