家につくと、まだ親歯帰ってきてなかった。
急いで洗濯機に制服を突っ込んでお風呂に入った。
川でキンキンに冷やされた体を、温める。
だけど、涙は止まらず、湯船の中で泣き続けた。
体にあらわれる、いくつもの傷跡。
それをみて、また涙が溢れる。
「……どうしたらいいの………………………」
涙が止まるまでずっと入っていたから、相当入っていたんだと思う。
お風呂からでると、めまいがするぐらいだったから。
部屋にいって、びしょびしょのカバンを見つめてまた涙があふれた。
その気持ちを紛らわす為に、布団に潜って泣き続けた。