外はもう真っ暗になり、夜中を回ったみたいだ。







その時、夜間巡視をしていた看護士が、走ってきた。









「先生ッ、陽さんが、」












「陽がどうかした?」













「苦しそうで、しゃがみこんでますッ……」












「今行く」