数分後、救急車が店の向かい側の道路に止まっていた。








陽さんのことを考えてくれたのか、先輩が頼んでくれたらしく、サイレンは鳴っていなかった。












もう、陽さんに話しかけても返事も、うんともすんとも返ってこなくなった。











救急車も、陽さんを乗せたら、さすがにサイレンを鳴らして、病院へと向かっていった。











大丈夫だろうか……………