白衣のポケットから、吸入を出す。 「季蛍…」 口元に持って行くと、吸ってくれた。 うまく吸えたみたいだ。 「ッケホ……」 「……苦しかった……な。ごめん、気づかなくて」 ぐったりと体重を俺の胸元に預ける季蛍。 息が荒く、短くて早い呼吸をしてる。 「仕事中も苦しかった?」 頷く季蛍。 「…気温の温度差激しいからなぁ。。 季蛍…息、ゆっくり…して。」 発作が起きたことに、不安を覚えたのか、パニックになっているのか、過呼吸みたいになっている。