午前の仕事を終えて、カルテを持って歩いていると、トイレの前で3人の女性看護士がザワザワと話していた。
「どうかした?」
「あっ!!!蒼先生!!」
「ん?」
「季蛍先生が、トイレに駆け込んでから出てこないんです…」
「え?」
「さっき仕事終わって、トイレに走ってったんですけど……。
何回呼んでも返事がなくて……………」
「…………え!?」
「……どうしましょう…」
「中に季蛍以外に人いる?」
「多分季蛍先生しか……」
「入っていいかな?」
「大丈夫だと思います!」
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