涙目になりながらも、ゆっくりと頷く陽を見て、俺は陽を抱え、車に乗り込んだ。
陽には毛布をかけ、体を暖めるようにしてから急いで病院へと走らせた。
呻く陽の声と、呼吸音を後ろの席から感じながら、車を走らせていく。
たまに、呼吸が乱れるときがあり、心配になって声をかけながら車を走らせていく。
信号で止まっては、後ろを振り返り、様子を見ていた。
そうこうしているうちに、病院について、院内に入る。
受付で、保険証やらなんやら渡して、問診票を受け取った。
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