ナースステーションに入れば、季蛍が座っていた。
「あっ…
蒼……………………………」
「……………………」
「………ごめんなさい……………………怒ってる……………………………………………………よ、、、ね、」
「当たり前だ。何してたの」
「…………………………しご…」
「ダメだっつったろ!!」
「………………」
看護士が何人か振り返っているのがわかる。
「………………ごめん、、な、さい……」
「…………………ッ。
心配してんだよ。俺」
怒り口調で季蛍に言い放つ。
季蛍にこんなに怒ったこと…ない…んだけど。
病院でなんて、ちょっとやそっとのことただろうが、俺が嫌な思いをしようが、嫌な表情一み見せない俺が怒っている…
皆びっくりだろうけど。
今はそれどころじゃない。


