部屋へ向かっていると、ドアの前でうずくまあ愛優。







「愛優ー。やっぱ怠かったんだろ」











「違っ」













無理に立とうとする愛優を抱えて、リビングまで行く。









「やっ!いやっ」











「ねえ愛優?本当は怠いんでしょ?なんで黙ってるの?」



















「怠くない!」


















そう言う愛優は涙目になる。














「愛優。これで学校行ってたらどうなってたと思う?

大変でしょ?ちゃんと言わなきゃだめ。」















ブラウスのボタンを外して、体温計を入れる。













「……蒼の勘ってすごいね……。」















片していた手を止めて、季蛍が驚く。















「何年一緒にいると思ってんの。もうお見通し」















「蒼、私のことも愛優のことも全部お見通しだよね」















「隠すのが悪い」













ピピピピ ピピピピ















「……………………………」















「ないでしょ?……………」












「7度ある」














「大丈夫!熱ないっ!」













「頭痛い?」














「頭は痛くない!」
















「頭は?じゃあほか痛いんだ」