「季蛍もうつらないようにね」 「大丈夫だよ、私は」 「季蛍熱でると下がらないんだから。あ、あと隠すなよ」 「………わかってる……」 愛優の様子を見てから、俺たちもご飯を食べ、支度をして、布団に入った。 「季蛍、おやすみ」 「おやすみなさいッあーおいッ」