「季蛍先生、友里ちゃんが高熱だして、先程発作もでました…」 「わかった、今いくね。蒼、あとでね」 「うん、あとで」 季蛍と別れた後、医局へ向かった。 看護士に渡されたカルテを読みながら、いすにすわる。 「………」