──────目を開けたら、そこは真っ白な天井。 「……………?」 「松星さん?大丈夫?」 …………あ、保健室か。 茶色がかかった肩より少し長めの髪を、後ろで一つにまとめる養護教論の先生。 先生は、心配そうにベッドに横になる私をみつめる。 「…あ、ぁ……」 「……熱高いみたいだけど…。 計ってみる?」 「…………いや、あの…」 「怠いんだよね?計ってみよっか?」 「……………………はい、」