どれくらい時間がたっただろうか。 そろそろ出なきゃ、、と体を起こし、服をきて、リビングへ向かう。 だけど。 あれほど入っていたんだから、目眩がするのだって当然。 壁に寄りかかって、しばらく落ち着かせた。 視界がクラクラするんだけど。 リビングへ行く廊下は、少し空気が密閉されていて、息苦しい。 リビングへのドアを開ける、と。 蒼が振り返った。