「中河さん~」 処置室に入ると、看護士が不安そうにしていた。 彼女は寝ているようなので、腕に点滴を刺した。 「…この点滴終わったらまた呼んで」 「はい。わかりました。」 そして、仕事へと向かった。 あの、彼女が、季蛍の妹だと知るのは、まだ…後の話。