「はい…。 で、今処置室の方にいるんですけど…。 また戻してしまって…」 「誰か先生は?」 「それが……。いらっしゃらなくて」 「了解、点滴追加するから用意しといて」 「はいっ」 数分したら、看護士が季蛍の点滴を持ってきた。 「季蛍?刺すね」 「んん……」 季蛍に点滴を刺してから、速さを確認して、季蛍が眠りについたのを確認してから処置室に向かった。