「病院行ったらよくなるから。ね?」
「……………」
もう今にも眠りにつきそう。
とりあえず季蛍を横に寝かし、子供たちを見送った。
そして、仕事に行く支度をし、季蛍を着替えさせ、車に乗せた。
車に乗せた所で、季蛍が目を開ける。
「……ん、蒼?」
「あ、季蛍。今から病院行くよ。」
もう、逃げられないと思ったようで、素直に頷いた。
そして、車を病院へと走らせた。
病院につき、季蛍を診察室に寝かせる。
「……季蛍?ちょっと医局いってくるね。待ってられる?」
「…う、ん…」
「うん、待ってて」
診察室をでて、医局へと向かった。