病院につくなり、看護士さんに、部屋に、連れて行かれた。






「ご主人も一緒に」








だそう。












確かに、季蛍は不安そうな顔をしながらも、手を伸ばして俺を呼んでいるし。




















「すいません、先生ちょっと、今、エコーの方に回ってまして。

すぐに、呼びましたから。ちょっと待ってて下さい」













看護士は微笑む。










季蛍は唸る。












「蒼ッ…………あおーー…」












冷や汗を吹き出す季蛍。













「季蛍、頑張れ。」













なんだか廊下がバタバタしている。











季蛍が、心配そうに、している。












「季蛍、大丈夫だよ。」