支度を済ませ、もう一度愛優の部屋に行く。 コンコン ドアをノックするが、返事がない。 ガチャ 「…愛優」 寝ているようだった。 そっと額に手を当てる。 「…………………」 「んん、」 愛優が目を開ける。 「……パパ…」 「愛優、熱下がってきたかな。体調どう?」 「さっきよりは、大丈夫だよ」 「うん、薬効いたな。じゃあもう少し寝てな」 頷いたのを見てから、部屋を出た。 あとは、、、 季蛍……………………。