雪華〜時代の始まり〜

「…って事で帰れ、こいつは俺のだ
この先何があっても、こいつとこいつを守るための刀は手放さねぇ
絶対にな」




………
…なぁ、私の聞き間違いじゃなければさ、今の声って…
目の前に立っている男が三人になってるのって…
私があいつを愛しすぎて見せる幻か?

「一人で行くんじゃねぇよ、雪華」

あぁ、愛しくて憎たらしい
私の愛する唯一の人間…

「なんで来てるんだよ、歳三」

「市村だけ戻って来るなんて何かあったとしか思わねぇだろうが」

ちっ…感だけはいいヤツだな