そんな戦いになる2日前、私はいつもの通り夜の巡察をしていた。

「はぁ…何もないな鉄之助」

「あっても困るわバカ」

ほんっとに口悪いやつだなぁ
市村鉄之助、新しく新選組に入った物好きな奴だ。

うん、すっごく生意気な奴だ。
でも何かと歳三につきまとっていて、何かヤケ…いや、妬いてなんかないからな⁉︎
私はこいつらを守れる剣であれればそれでいいんだ。
歳三を守れれば…。

「どうしたんだよ雪華、変な顔になってんぞ?」

「組長代理を付けろ馬鹿ノ助」

んだととかいって噛み付いてくる鉄之助を見事に無視して、二つの気配に気付く。
これは…

「鉄之助、先にお前達は屯所に帰れ。」