雪華〜時代の始まり〜

…ほー。
結構大切な記憶忘れてたんだな。
兄貴と、幼馴染。

それと…母さんに沙代。

思い出した…私はこの村で毎日。きつい稽古をしながらも、みんなで幸せに暮らしてたんだ…。

「最低だな…私は…大切な家族の事を忘れてたなんて…」

「…貴女は悪くありません。
全て人間が悪いのです。あいつらがこの村にさえ来なければ…霜雪様や清様、…緋奈様も…生きていたはずなのですから…」

…どちらにしろ私のせいじゃないか……

みんなが死んだのは私を守るため…
もし人間が憎くないのかと言われれば嘘になるが、今は人間を愛おしいと思ってしまう。あいつらだけだがな。
他のやつ?どうでもいい。

「思い出したんですね、全ての記憶を」

「あぁ、思い出した。
…嫌ーなやつもな。あと高杉の事、坂本、岡田、武市、中岡…みーんな。」

あと、記憶をなくした原因。
制御できない術使って暴走したんだな…あの時は自暴自棄になってたからなぁ…