RI-A-RU. 《初恋》



はぁ…


『お…おぃ、北瀬。次お前の番だぞ。』


「あっ、はぃ。スミマセン」


『よーぃ、どん』


100なんて久しぶりに走ったかも笑
早いよ、すぐゴールなんて。


走り終わって定位置に座った私。
…んーと近づいてきているのは…辺野喜さん…だったよね?


『ねぇねぇ、北瀬さん。』

やっぱり、話しかけてきてくれた。
でも、名前間違えてたら…

「えーっと、辺野喜さん?」


『ぅん、名前覚えてくれたんやね?』


あーよかったー♪
名前、合ってた笑笑


「うん。」


『でも、名前で呼んでょ。』


「えーっと、怜衣ちゃん。」


『怜衣、でいいょ。』


「わかった。怜衣、私のことも呼び捨てで呼んでね?」


『瑠』


「…………………////」


『いゃいゃいゃ、照れないでょ。』