RI-A-RU. 《初恋》



【大悟side 】


『ねぇねぇ、どこからきたの?』
『部活入ってた?』
『バレー部入らない??』
『いゃ。そこはバスケ部だろ。』
『ーつか可愛ーモデルかなんかだったり?す


おぃ、瑠が困ってんじゃねぇか。
つか、俺が瑠と話したいのに…


「あんさ…北瀬困ってんじゃん。離してやれよ。」


言ってから後悔…
俺がでしゃばってどうすんだよ。


『あーわり。皆で一気に来て。』


「いぇ、嬉しいです。」 ニコッ


あーもぉこのクラスの男女の全てを自分の虜にしちゃったょ…///


「大悟、ありがと。」////

俺にだけそれは禁止ー!!可愛過ぎたから!!!
でも、めちゃ嬉しい♪



でも、変わってないな…
笑うと、控えめに笑窪が浮かび上がる。


あーもぉ…

俺はどうしたいんだよ。
アイツのこと惚れさせるって思ってたけどほんとに出来るんかな?


普通は彼氏のが、背ぇ高いはずだろ?
アイツもそれが理想なんだろうし…


あー考えれば考えるだけむなしくなってくるょ。


でも、俺は瑠が好きだ。
それに変わりはねぇ。



俺はアイツに…瑠に何をしてやれる?
俺はどうなることを望んでんだ?
俺はなにがしたいんだ?


【大悟side end 】