悲劇…


このクラスには、女子のリーダ、愛弓
という子がいた、愛弓は気が強く、すごく自己中でした。だから、女子はあまり、愛弓には逆らいませんでした。

愛弓『みどり、あのさ、実は話しがあ          るんだけど』
みどり『…あっ、うんわかった』

放課後、愛弓に呼ばれて、みどりは図書室へと、向かった。

愛弓『ねぇ、実は…あたし…
       新のこと好きなんだ』
みどり『……えっ!あー、そうなん              だ!…』
愛弓『みどりは新のこと好きじゃない            よね?』
みどり『…す、すきじゃないよ…』
愛弓『良かった!なら、協力して!』
みどり『わ、わかった…』

言える訳がない…新と付き合っているなんて、もし、そんな事を言ったら、きっと、愛弓にひどいことをされる…。

みどり『新、あの、付き合ってるこ   と、絶対誰にも言わないでね!』
新  『いきなりなんで!』
みどり『恥ずかしいし…それに…』
新  『それに?』
みどり『いや!ちがう…恥ずかしい         だけだから…』
新  『…わかったよ。』

嘘ついて、ごめん…でも、愛弓が新のこと好きだから、なんて言って、もし言ったことが、ばれたら…

この事が二人の運命を変える。