放課後教室に残って日誌を書いていた



その日私は日直だったから。



誰もいない教室


グラウンドは部活をしている生徒たちで賑わっていた。



『こうたの机…』


無意識のうちに私はこうたの机に


座っていた。


知らぬうちに頬をつたう涙。


『な、なにないてんの私…』




独り言…のはずだった。