「私は、お母さんじゃない!!!」



そう叫んでヒナタは顔をぐちゃぐちゃにして泣きながら俺の胸にしがみついた。

子供の様に泣くヒナタを俺は受け入れ、ずっと背中を撫で続けた。




‥‥抱き締めなかったのは、こんな時でもクウの笑顔がちらついたからだろうか‥‥。