ウソツキ


クウと一緒に学校を出る。

相変わらずの手のつなぎ方で、隣で笑ってるクウが居る。

それだけで凄く幸せだと思えた。



「クウさんクウさん」

「ふふ、何でしょうかアオくん」

「今日は何処へ行きましょうか」

「そーですねー、公園なんてどうでしょう」

「いいですねー、そうしましょう」



ゆるゆるとしたテンポの会話。

居心地の良いクウの横は、ずっと一緒に居たいと思える。

昔の様に隣に人が居る事にイライラする事なんてない。
もっとずっと側で笑っていて欲しい。



「アオくん、その笑顔は素敵過ぎます」



え・・・俺笑ってたの?

彼女見て一人で勝手に笑ってるとかキモすぎだろ。

うわーっ、恥ずかしっ。
こうゆう時に、顔に感情が出にくいって言うのは得だな。

なんでか知らないけどクウが手で顔隠してるけど、赤くなってるのがばればれ。

何故に赤くなってるのかは謎だけど、指の間から俺を覗いてくるその仕草がまた可愛いですねクウさん。



「この笑顔はクウ限定で絶賛公開中」



言いながらなんだけど、俺何言ってんだろ・・・。

何にも考えずに言ったけど、今の台詞はイタすぎる。

いや本当にいたい、イタすぎるぞ俺。



「ふふ、そーしてください」



・・・ま、クウが嬉しそうに笑ってるからいっか。