勝手に使って良いか戸惑ったけど、 仕方ない、と勝手に使わせてもらう事にした。 タオルを真琴の額に被せ、ゆっくり寝ている間にお粥をつくった。 一通りやってみたけど、起きる気配がない。 まぁ、起きてからご飯食べてもらって、薬飲まして…、 いろいろ考えていると、 「美保、ちゃん……。」 ―ドキィ! 起きたのかと思い焦ったけど、 「寝言…?」 のようだ。